「近代ギターの父」と称されるフランシスコ・ターレガ。その作品を演奏する際のスタンダードとなるべく、故・中野二郎氏の監修のもと編纂されたのが、この「標準版ターレガ曲集」です。
1974年の初版発行以来、長年にわたり多くのギタリストに支持されてきました。
この楽譜の特徴
原典の尊重
初版譜などの原典資料に基づき、作曲者が意図した音楽表現を大切にしています。
実用性
明らかな誤記を修正するとともに、現代のギタリストが演奏しやすいよう、この時代に特有の記譜法などを標準的な書式に改めています。譜読みがしやすくなり、演奏に集中することができます。
長く使えるスタンダードとして
これからタレガを学ぶ方から、改めて作品と向き合う方まで、レベルを問わず長くお使いいただける楽譜となることを目指して企画されました。
フランシスコ・タレガの作品を学ぶ多くの方々へ、信頼できる一冊としてお届けします。
収録曲
アデリータ(マズルカ)
朝の曲
アラビア綺想曲
オダリスクの舞曲
モーロ人の舞曲
ベニスの謝肉祭による大変奏曲
ゆりかご
晩歌とオレムス
大ワルツ
イサベル
民族舞曲ホタによる変奏曲
ラグリマ(涙)