GG693 ギターソロのための16世紀のリュート作品集掲載曲
NO.24 「パッソ・メッゾ・ボニッシモ
"bonissimo" は「良い」という意味。これも曲は長く、冒頭の軽快な舞曲、16 分音符に細分化されたフレーズが流れる中間部、応唱的な模倣が繰り返される終結部の 3 つの部分に分かれる。
この曲は、オットリーノ・レスピーギ(1879-1936)が管弦楽のために作曲した『リュートのための古風な舞曲とアリア/第 1 組曲』の第 4 曲〈パッソ・メッゾとマスケラーダ〉の前半部分に、〈パッソ・メッゾ〉として、ほぼそのままの形で用いられている。
レスピーギはサンタ・チェチーリア音楽院の教授を務めたが、同音楽院図書館の蔵書の中から、キレゾッティ編『16 世紀のリュート写本』を発見し、3 つの組曲から成る『リュートのための古風な舞曲とアリア』を着想したとされている。
オスカー・キレゾッティ編
山田 岳 校訂・運指
NO.24 「パッソ・メッゾ・ボニッシモ
"bonissimo" は「良い」という意味。これも曲は長く、冒頭の軽快な舞曲、16 分音符に細分化されたフレーズが流れる中間部、応唱的な模倣が繰り返される終結部の 3 つの部分に分かれる。
この曲は、オットリーノ・レスピーギ(1879-1936)が管弦楽のために作曲した『リュートのための古風な舞曲とアリア/第 1 組曲』の第 4 曲〈パッソ・メッゾとマスケラーダ〉の前半部分に、〈パッソ・メッゾ〉として、ほぼそのままの形で用いられている。
レスピーギはサンタ・チェチーリア音楽院の教授を務めたが、同音楽院図書館の蔵書の中から、キレゾッティ編『16 世紀のリュート写本』を発見し、3 つの組曲から成る『リュートのための古風な舞曲とアリア』を着想したとされている。
オスカー・キレゾッティ編
山田 岳 校訂・運指