〜第67回東京国際ギターコンクール本選課題曲〜
現代日本を代表する作曲家、猿谷紀郎による書き下ろし新作!
日本を代表する作曲家として国際的に活躍する猿谷紀郎が、国内最高峰のギターコンクールであり、世界的にも著名な第67 回東京国際ギターコンクール(2024 年)の本選課題曲として書き下ろした新作ギター独奏曲です。
公益社団法人日本ギター連盟委嘱作品。
仏教用語で「18 界」と呼ばれる感覚・認識等の諸要素が1 つになって1 人の人間が完成するように、テンポ、形が微妙に異なる18 の部分(Division)が組み合わさって、1 つの音楽作品になるというイメージで作曲されており、曲の冒頭から最後まで、テンポに関して漠然としたシンメトリーな順行・逆行が用いられています。
(2) 弦と (4) 弦を半音下げた変則調弦と終始楽曲を支配するハーモニクスにより独特の音響が描出されます。
ギターの技法を熟知した作曲者ならではの斬新な感覚に満ちたギターオリジナル作品が誕生しました。
【GG番号】GG698D
奏法と表現の解説動画 part1