【PDF楽譜】ヴィラネッラ (GG693 ギターソロのための16世紀のリュート作品集 No.50 )

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GG693 ギターソロのための16世紀のリュート作品集掲載曲
NO.50 「ヴィラネッラ」

レスピーギは『リュートのための古風な舞曲とアリア/第 1 組曲』の第 3 曲〈ヴィラネッラ〉で前曲と共にこの曲を用いている。
キレゾッティはこの No.50 のみ元歌の歌詞を五線譜に添えている。イタリア・ルネサンス期の詩人ルドヴィーコ・アリオストLudovico Ariosto(1474-1533)の叙事詩『狂えるオルランド』第 14 節である。

E dirgli: Orlando, fa che ti raccordi
di me ne l’orazion tue grate a Dio;
n men ti raccomando la mia Fiordi...
ma dir non pot ligi, e qui finio.
E voci e suoni d’angeli concordi
tosto in aria s’ud r, che l’alma usc o;
la qual disciolta dal corporeo velo
fra dolce melodia sal nel cielo.

あの人にこう伝えて
 —オルランド、神に感謝するあなたの祈りの中で、 私を思い出してください。私のフィオルディを……
 だがすべてを言い残すことはできず、ここで終わった。
 天使たちの声と音楽が重なり、やがて空中に魂が旅立つ音が響いた
 魂は肉体のヴェールから解き放たれ、甘美な旋律の中、天に昇っていった。

キレゾッティは『瀕死のブラダマンテが最期に遺した言葉』との注記を加えている。ブラダマンテは『狂えるオルランド』に登場するシャルルマーニュ(カール大帝)の姪とされる架空の女騎士で、サラセンの戦士ルッジェーロと恋に落ちる。

オスカー・キレゾッティ編
山田 岳 校訂・運指



【PDF楽譜】ヴィラネッラ (GG693 ギターソロのための16世紀のリュート作品集 No.50 )